市場価値を分かってない人の末路
前回市場価値について書きましたが、実際自分の市場価値を理解していない人はたくさんいます。
実際私も会社員の時自分の市場価値を全く理解していませんでした。
その結果転職に失敗してしまい、その後の人生も狂わしてしまいまた。
今回は私のように市場価値を分かっていない人に起きることを書いていきたいと思います。
無謀で無駄な転職をしてしまう
まず１つ目は私自身の経験したことなのですが、無謀で無駄な転職をしてしまう恐れがあるということです。
私は１社目の時に営業で成績を出していて、こんな俺ならどんな営業でも通用する人間だと過信しておりました。
ですので転職活動でも名前の知れている企業に入りたいそれだけで活動をしていました。
結果年収を１００万近く落としてしまい、全く活躍できない企業に入ってしまい、わずか２年で退職してしまいました。
※上記の話は以下の記事にて詳しく書いているので良かったら読んでください。
私のように自分の市場価値を分からないまま転職活動をしてしまうと見合った条件以上を求めてしまい、さらに名前の知れている企業に入りたがります。
もちろんそんな自己分析のできない人間を企業が採用する訳がなく転職活動が上手くいきません。
まだ転職できない状態ならいいのですが、一度転職活動をしてしまうとどこかしらに行かなくてはならないと思ってしまい、何の軸のないままただ企業名やサービス内容、給料だけで転職活動をしてしまい、とりあえず受かった企業に入ってしまうのです。
そして転職してだいたい半年ぐらいすぎると何のために働いているんだろうとなり、頑張る理由を見つけられず、また転職すればいいやとまた転職を繰り返してしまいます。
そうなると結果的にしなくてはいい無駄な転職になってしまうのです。
プライドが捨てきれない
２つ目も私自身の経験談なのですが、市場価値を分かっていない人は変なプライドを持ってしまいがちです。
上記のように無謀な転職をし、活躍ができなかった時に前職のプライドが捨てきれず、周りの人たちに聞くことができなかったり、その状況に耐えきれずやめてしまうことになってしまいました。
特に中途の場合、年下の人が上司になったり先輩になったりすることが多々あります。
その場合プライドが捨てきれず上手く行かないことが多々あります。
これは別に転職の時のみならず、市場価値を分かっていない人はその会社である程度やっていくと変なプライドを持ってしまい、新しいものを取り入れることができなかったり、後輩で優秀な人に意見を聞けなくなったりするのも同じことだと思います。
自分の市場価値を分かっている人間なら、どうすればさらに自分の価値を上げられるかを考えることができ、変なプライドなく年齢関係なしに意見を聞けると思います。
何かあった時の準備ができていない
３つ目は４０歳以上の人に多いと思いますが、早期退職や会社倒産があった際に何も準備をしてこなかったため、なかなか次の就職先が見つからない人や見つかってもかなり給料がダウンしてしまう人が多いということです。
市場価値を分かっていないということは今後のキャリアを考えている訳がありません。
世の中ではいつ何があるか分からないといろんなところで言われており、少しは意識しているかもしれませんが、実際はウチの会社は安泰だから倒産する訳はない、普通にやっていれば早期退職の声がかかる訳がないと他人事と思っている人が大多数だと思います。
そもそも考えている人は潰れそうな会社に最後までいないだろうし、早期退職の対象になる人ではないので
今まで自分の市場価値など考えたことない人は個人でも繋がれている人脈なんか持っていないし、多くの企業が欲しがる経験・スキルは持っていないのでどこも拾ってくれない人材なのです。
これは４０歳の時に考えていたのでは遅いのです。
２０代の時から考えておく必要があるのです。
ぜひキャリアを考えるきっかけとして、自分市場価値を考えてみましょう！
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