年収と転職
今回は年収から見た転職について書かせて頂きます。
年収・給料を上げたいと思い転職活動をしている人は多いのではないでしょうか?
日本の平均年収は408万 中央値は約350万円
現在の日本の年収実態を見ていきます。
今回doda 平均年収ランキング2019年の記事を参考にさせて頂きました。
上記の記事の私のポイントは以下となります。
①2019年の平均年収は408万円
②職種別ではコンサルティング等の専門職が574万でトップ 逆に販売・サービス系が328万と1番低い
③大枠での業種別ではメーカー454万でトップ 逆に小売・外食が351万と1番低い
④年齢別では20代が345万、30代が442万、40代が507万、50代が622万と年齢が上がるにつれ年収も上がっている。
まずポイントの➀ですが平均値では408万ですが、中央値を見ると約350万となります。
※中央値は別記事になりますがこちらを参考にさせて頂きました。
https://career-picks.com/average-salary/nenshu-chuochi/
今会社員の方が見ると1年目の年収からほとんど変わっていない印象を持つと思います。
一つの要因としては、非正規雇用の方々の数値も含まれており、彼らの中央値は約150万程となります。これらの数字には主婦や学生も含まれていますが、やはり正規雇用と非正規雇用では大きく変わっていることが分かります。
業界・職種の違いで最大150万程の違いが
次に②③を見てみると、業種・職種どちらもトップと1番下との差がかなりあり、職種では最大150万程の差が出ています。
これから何が言えるかというと、どんなに頑張ってもいる業界・職種によって年収は決まってきてしまうということです。
これは業界・職種の利益構造上ある程度決まってきてしまい、利益を大きく出せる業界・職種には給料に反映するというのは当たり前のことなのです。
残念ながら転職初年度から年収大幅アップは難しい
最後に➃から言えることとしては、日本はまだまだ年功序列であるということです。
能力・実績ベースよりも勤続年数・経験年数が強い社会なのです。
これを表すモノとして以下の記事があります。
ソニーが優秀な新卒を獲得するために初年度から年収730万円という取り組みを行うそうですが、中高年社員が壁となり難しいのではという内容なのですが、私も同じ意見を持ちます。
例え獲得できたとしても、実際働くと様々な問題が出てきて、ソニーにはあまりメリットがなく終わる可能性もあると思っております。
ここから言えることは、中途でも業界・業種を変えることにより少しは年収を上げることはできると思いますが、初年度から大幅に上げることは難しいのです。
周りで大きく年収を上げている方もいると思いますが、多くはインセンティブによるモノで基本給はそこまで変わっていないと思います。
私がサポートした方々でも基本給は前職と同等でという方がほとんどです。
以上のようにまず年収を上げたいのであれば、業界・業種である程度決まってしまうこと転職初年度から大幅アップを狙うことが難しいことを分かった上で転職活動をしてください。
そして私は年収・給料を上げることだけの転職は危険だと思っております。
給料以外のやりがいやキャリア願望がないと仕事を頑張ることはできないと考えております。
年収を上げることも大事ですが、「自分だけの軸」を作り込むことが転職をする上で1番重要だと考えております。
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